最初にスライドサイズを仕上がり比率に設定する
PowerPointで最も多い失敗が、標準の16:9のまま作り始めてしまうこと。あとからA0(1:1.41)や90×180cm(1:2)に引き伸ばすと、余白が出たりレイアウトが崩れたりします。
「デザイン → スライドのサイズ → ユーザー設定」で、仕上がりと同じ比率に設定してから作り始めましょう。実寸の1/2サイズ(例: A0なら42×59.4cm)で設定すると、文字サイズの感覚もつかみやすくなります。PowerPointの上限(142cm)を超えるサイズも、比率さえ合っていれば印刷側で拡大できます。
文字サイズと書体は「拡大後」で考える
1/2サイズで作る場合、印刷時に2倍に拡大されます。スライド上で本文12〜14ptにしておけば、実寸で24〜28pt相当になり、会場で読みやすい大きさになります。
書体は太めのゴシック体(メイリオ、游ゴシックのMedium以上、BIZ UDPゴシックなど)が会場では読みやすく、明朝体の細い線は遠目に消えやすいので本文には不向きです。
写真とグラフの画質を落とさない設定
PowerPointは初期設定で画像を自動圧縮することがあります。「ファイル → オプション → 詳細設定」で「ファイル内の画像を圧縮しない」にチェックを入れておくと、大判印刷でも写真がぼやけにくくなります。
貼り付ける写真は、長辺2000ピクセル以上が目安。スクリーンショットの拡大貼り付けは粗くなりがちなので、グラフはPowerPoint上で作り直すか、元データから高解像度で書き出すときれいに仕上がります。
入稿はPDF書き出しが基本、pptxのままでもOK
印刷会社への入稿は「ファイル → エクスポート → PDF」で書き出したPDFが基本です。フォントの置き換わりを防げます。
GoodsCrownでは、pptxファイルのままお送りいただいても大丈夫です。サイズ調整・解像度チェック・軽微なレイアウト修正はこちらで無料で行い、印刷前に校正PDFでご確認いただけます。「スライドはあるけれど整える時間がない」という方は、データ作成代行(+¥5,000)でレイアウトからおまかせいただくこともできます。
よくある失敗チェックリスト
入稿前に、次の5点だけ確認しておくと失敗がほぼ防げます。
- スライドサイズが仕上がりと同じ比率になっているか
- 本文の文字が実寸換算24pt以上あるか
- 写真がぼやけていないか(100%表示で確認)
- 演題規定のサイズ・向き(縦長/横長)と合っているか
- 発表者名・所属・連絡先が入っているか